「BSのロゴが消えかかってるぜ!」
なんともチンプンカンプンなセリフで弟に起こされ とりあえず駐車場に向ってみると フロント左側のタイヤが極度の内べりによりショルダー部がツルッツルッ! こりゃパンクかな? と判断し水槽検査してみたらホイルにクラックが入ってました・・・
車雑誌などにホイル修正の広告をたまに見かけるので考慮に入れつつNewホイルの捜索開始です。

で、結論として出たのが15万kmを突破したアコードの寿命を考え、使いまわしの効きそうな5穴のホイルを購入。 そしてアコードは思い切って5穴化! 我が弟ながら先を見据えた判断です。
現在装着しているリネアがそうとうお気に入りらしく同デザイン、同サイズのホイルと4to5チェンジャーを某Yオークションにて落札 もちろんショルダーのなくなったタイヤも購入です。

近頃はETC付けたりエアコンパネル入れ替えたりと、ちっとも整備らしい整備をしていなかったので部屋の片隅で工具達がさみしそうでした そこへ舞い込んできた久しぶりの重整備

 

「おぉぉ!! 腕が鳴るぜ!!」

 とはいっても弟の車なんですけどね・・・

という訳でパーツが届くまでの間、アコードは前後履き フロント17、リア15 君はドリフトでもするのかい? と、尋ねたくなるスタイルw
そういえば最近は街中で前後履きしている車を見かけなくなったなぁ 新しい車には似合わないのかもしれませんね 個人的には好きなんですけどね

とりあえず初体験の作業なので家中の工具を集結して挑みます 右上の牛乳箱 コレが意外と便利で物が散らからない点と疲れたらイスになる おっさんサンデーメカニックには必需品です。
それと忘れちゃいけないのがティッシュペーパー 花粉症の私にとって、この時期のティッシュの消費量は半端じゃありませんw まぁ他にも使いますがww

なかばコレクション状態の工具達も久しぶりの出番で興奮してるのか高揚して赤くなっています

なにわともあれジャッキアップしてUMAをかけます

ていうか、このローターカバー 普通ローターを覆うように付いていると思っていたんだけど これって裏っ返しじゃないか?? ガソリンスタンドのカリスマ店員だったので何度と無く様々な車のこの部分を見てきましたが なんか違う気がするんだよなぁ・・・ まさか左右逆なんてことないでしょうね?

ハブの真ん中にある黄金に輝くキャップをマイナスドライバーとハンマーでこじるように外すと姿を見せる36mmのナット まずはキャリパーから外していきます。

キャリパーは12mm、キャリパーブラケットは14mmのボルト2本ずつで止まっているので取り外しブレーキホースで繋がっているのでマイチェアーのメグミ○クの上に乗っけて置きます。

キャリパー関係が無くなればローター&ハブがごっぞりと外れます。

んっ? カバーに”L”って書いてあるな
どうやら元カリスマ・スタンドマンの知識もたかが知れてるようです・・・

続いて旧ハブボルトの抜き取り作業。キャリパーを支えていたマイチェアーのメグミ○クを回収し、さらに小岩井○乳の箱を準備w こういった疲れそうな作業は弟に押し付けます まぁ当然と言えば当然、弟の車ですからね
ねじ山がつぶれないようにナットをかけたハブボルトをハンマーで叩きます 遠慮なくひっぱたけば2,3発で済むのですが愛車へのいたわりの気持ちなのかやさしく叩くから時間のかかること、かかること・・・

旧ハブボルトが外れたらNewハブボルトを挿入、CRCをたっぷり吹き付けてボルトも穴も準備万端!きっかけ作りに数回叩いた後 ナットを使って締め上げていけばハブボルトが徐々に挿入されていくって作業です。 この時、私がローターを自慢の握力で握り締め、弟がナットを締めこんだのですが遠慮ってもんを知りません 長さ500mmを誇るスピナーハンドルにより発生する高トルクに耐え切れず手首が逝きそうになりました・・・ 理数系がまるでダメな我が弟、テコの原理の恐ろしさを知らないようです。

私の頼りない握力ではどうにもならないので仕上げは車に組み付けて行います。 キャリパー関係を元に戻してサイドを引きフルパワーでナットを締めこんでいくと・・・ 最初に腕がパンパンになります。 続いて背中が痛くなってきます。 しばらくするとサイドブレーキが負けてローターが回転するではありませんか!! という訳で対角線上のボルトにナットをかまし別の工具でローター回転を抑制します。

ようやく登場、今回の主役4to5チェンジャー 妙に長いボルトはチェンジャーを貫通して5穴になってからもホイルを支えてくれるようです ホントに5穴になるんだな 自分でやったのにそんな印象でした。

せっかくホイルベアリングがお目見えしたのでグリスアップ そして忘れちゃいけない CRCやらかかってしまったローターをパーツクリーナでお掃除してから 最後に黄金キャップをはめ込んでホイルを入れれば・・・

ストロボなしでは撮影困難な時間になった頃 ついに完成しました フロント4穴、リア5穴の不思議なアコードの出来上がりですw スペアタイヤが使える確率が5割になってしまいました いいのか??

いやはや、なかなかの重整備 久しぶりに指を切りました・・・ やはり素手は危ないですね

その後、試運転してみましたが異音も振動もでず、まっすぐ走るし、まっすぐ停まる ちょっと様子を見て近いうちにもう1回ばらして確認すればOKでしょう。

使用工具&部品
12、14mmのメガネ、ソケット 36mmソケット プラハン ドライバー UMA チェンジャー 自慢の握力

お決まりですが作業は自己責任でお願いします。


TOPCUSTOMIZE │4to5 五穴チャンジャー装着(CE1 ACCORD WAGON編)

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